1日の休みにシュワルツェネッガーの「ラストスタンド」を見に行った。
平日だったがゴールデンウィークということでかなり混んでいた。
中高年が多く、高い年齢層の客で満席だった。
肝心の映画だが、今までのシュワちゃんの映画と比べるとスケールが小さい。
そしてやたらと人が血まみれになって死にまくる。
それもやり方がむごいので、かなり気持ち悪い。
何より違和感を感じたのは、高齢者の客の反応である。
映画の中で人が撃たれまくり、血が飛び散り、体がちぎれているというのに笑いが起こったのだ。 (この人たち、何??)
確かに少し滑稽なほど、過剰にいろんな出演者が撃ちまくるのだが、かと言って笑う気にはならなかった。(ばあさんの部屋に悪者の1人が入ったら、ばあさんが「私の部屋に入るんじゃないよ!」とわめくと、いきなり後ろからライフルで悪者を射殺。というシーンと、悪者の上半身が爆発でちぎれるシーン)
家でDVDで見るならこんなに思わないかもしれないが、映画館の大画面、大音響では残酷感たっぷりだった。
私の左右にいたおばさんもクスクス笑いだした。(笑う場面か?)
何となく映画だけでなく、観客全体が気持ち悪かった。